日産×やめエネルギー 包括連携協定締結
～ 脱炭素化と強いまちづくりの実現に向けて ～
弊社は、7日、日産自動車株式会社、日産福岡販売株式会社と電気自動車（EV）の普及を通じた脱炭素化及び強いまちづくりの実現に向け包括連携協定を締結させていただきました。（地域電力会社の連携協定は全国初）
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/230807-01-j
2021年に閣議決定された第6次エネルギー基本計画において、2030年度の温室効果ガス46%削減（2013年度比）に向けた野心的目標として、電源構成の再エネ比率36-38%の導入が示されております。
一方で九州では、太陽光発電所の出力抑制が頻発するという矛盾が生じております。そういった状況の中、地域内の再生可能エネルギーを効率的に活用するためにも、電気自動車に再エネ電源を供給し、地域のエコモビリティとして活用していくことや、電気自動車を蓄電池として普段の生活で活用していく仕組みをつくることが、脱炭素社会の構築に大きく貢献すると考えます。
また、近年、全国各地において台風や大雨を起因とした災害が激甚化しています。八女地域でも2012年の九州北部豪雨でおおきな被害に見舞われました。
電力供給が途絶えた場合、被災された地域の方々が生活する避難所等における電力の確保は特に重要となります。地域内にある電気自動車を非常用の電源（走る蓄電池）としてこういった避難所等に届け、電気を供給できることは、市民の安全・安心につながります。
また、停電時でも電気自動車に充電できる再エネ発電所を地域内に点在させることが我々の役目だと考え、今後も活動を展開していきたいと考えています。
この協定を機に、日産自動車株式会社、日産福岡販売株式会社と密な連携をとり、安心安全で自律的で持続的なまちづくりに貢献できればと思っています。
