【2024年4月~】電源コスト調整費の導入について
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社はこれまでお客様にご満足いただけるサービスを目指し、企業努力を重ねてまいりました。
しかしながら、昨今、ウクライナをめぐる地政学的な変化に伴う現下の国際情勢により、
欧米諸国による経済制裁強化、ロシアの対抗措置であるエネルギー資源の供給抑制等が全世界的に
甚大な影響を与え、石油・ 天然ガス・石炭等の資源価格が継続的に高騰しているため、食品、日用品、
ガソリンをはじめとする一般消費財など、すべての物価が上昇しております。その様な環境下において、
電力の卸市場等での取引価格も日々変動し、慢性的に急騰・暴落する可能性もございます。
そこで、やめエネルギー㈱では、2024年4月1日から「燃料調整額」に代わり、
独自の「電源コスト調整費(弊社の電源コスト変動を反映させるもの)」を導入することとなりました。
2022年6月30日に国から「電源構成に応じた料金調整が行われることが望ましい」という見解が発表されました。電気料金の透明性の確保や、社会全体の利益の向上の観点から、コスト変動を適切に反映した料金体系が良いとの見解です。「電源コスト調整費」は、国の見解に沿った電源調達コストの変動を、より適切に電気代に反映するための仕組みとなります。
電気代の構成と、請求書のイメージは以下の通りとなります。
今までの燃料調整費の部分が、「電源コスト調整費」に置き換わります。
「電源コスト調整費」は、「燃料費調整額」と「調達調整費」から構成され、
「調達調整費」は、マイナス調整の場合とプラス調整の場合があります。
※電源コスト調整費の最新単価は毎月ホームページにてお知らせいたします。
🔵電源調達単価が加算基準額(12.5円/kWh)を上回ればプラス調整
🔵電源調達単価が還元基準額(7.0円/kWh)を下回ればマイナス調整
🔵電源調達単価が加算基準額と還元基準額の間の場合は調達調整費0円
🔵調達調整費は翌月の電気料金に反映
(例:5月分電源調達コスト=5月分燃料費調整額+4月分調達調整費)
なお、本制度導入に伴い、お客さまに実施いただくお手続きはございません。
やめエネルギーは、今後も引き続き、電源調達コストの低減に努め、企業理念でもある
「地域と共に、未来を拓く。」ことに全力を尽くして参ります。
何卒ご協力とご理解の程よろしくお願い申し上げます。
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